うちの子は標準?猫の年齢別の平均体重|猫からシニアまで理想の体型チェックガイド

「うちの猫、この体重で大丈夫かな?」と心配になったことはありませんか?この記事では、子猫からシニア猫まで、年齢別の平均体重や猫種ごとの特徴をご紹介します。さらに、理想の体型がわかるBCS(ボディコンディションスコア)のチェック方法も解説します。

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猫の体重は健康のバロメーター

愛猫の体重は、その子の元気な毎日を支える大切な健康のバロメーターです。私たち人間と同じように、猫も体重の増減が体調の変化や病気のサインとなることがあります。

愛猫の健康を守る体重管理の重要性

猫の体重をこまめに確認し、記録することは、愛猫の健康を守る上でとても大切です。体重が急に増えたり減ったりしたときは、何らかの体調不良や病気が隠れている可能性も考えられます。例えば、肥満は糖尿病や関節炎、心臓病のリスクを高めることがあります。逆に、痩せすぎは消化器系の問題や甲状腺の病気など、様々な健康問題のサインかもしれません。

日頃から体重を把握しておくことで、小さな変化にも気づきやすくなり、必要であれば早めに動物病院へ相談できます。愛猫の適正体重を維持することは、病気を予防し、長く健康で快適な生活を送るための第一歩となるのです。

なぜ猫の平均体重を知る必要があるのか

猫の平均体重を知ることは、あなたの愛猫の健康状態を客観的に見るための大切な目安になります。もちろん、猫にはそれぞれ個性があり、猫種や性別、骨格によって理想の体重は異なります。しかし、一般的な平均体重を知っておくことで、愛猫の体重が標準的な範囲に収まっているか、それとも大きく外れているかを判断する手助けになります。

「うちの子はちょっと大きいかな?」「もしかして痩せている?」と感じたときに、平均体重という基準があると、獣医師さんとの相談もスムーズに進められます。愛猫の体重が平均値から大きくかけ離れている場合は、食事内容や運動量を見直したり、健康診断を受けたりするきっかけにもなります。

猫の年齢別平均体重を知ろう

ここでは、猫ちゃんの成長段階に合わせた平均体重について、詳しく見ていきましょう。愛する猫ちゃんが健やかに毎日を過ごせるよう、体重管理のヒントを見つけてくださいね。

子猫期の体重推移と成長の目安

子猫ちゃんは、生まれたばかりの小さな体から、あっという間に大きくなります。この時期の体重推移は、健康な成長のサインを教えてくれる大切な目安です。

生まれたばかりの子猫は、およそ80gから120gくらいの体重で、手のひらにすっぽり収まるほど小さな存在です。生後1週間で体重が2倍になることも珍しくなく、毎日少しずつ増えていくのが理想的です。生後2ヶ月頃には、一般的に1kg前後まで成長します。

子猫の体重は、生後4ヶ月から6ヶ月頃まで急激に増え、その後ゆるやかになります。特に生後1年を迎えるまでは、体格や骨格が形成される大切な時期です。離乳期を迎え、固形フードを食べ始める頃には、食事の内容や量も成長に大きく影響します。適切な栄養を摂りながら、着実に体重が増えているか、定期的にチェックしてあげましょう。

一般的な子猫の月齢別体重の目安をまとめました。これはあくまで目安であり、個体差や猫種によって変動があることを覚えておいてください。

月齢体重の目安
生後1週間約150g~250g
生後1ヶ月約300g~600g
生後2ヶ月約800g~1.2kg
生後3ヶ月約1.5kg~2.0kg
生後4ヶ月約2.0kg~2.5kg
生後6ヶ月約2.5kg~3.5kg
生後9ヶ月約3.0kg~4.5kg
生後12ヶ月(1歳)約3.0kg~5.0kg

成猫期の標準体重と維持のポイント

猫ちゃんが1歳を迎える頃には、体がほぼ完成し、成猫期に入ります。この時期は、その猫ちゃんにとっての「標準体重」を維持することが、健康を保つ上でとても大切になります。

成猫の標準体重は、猫種や性別、個体差によって幅がありますが、一般的に3kgから5kg程度が多いと言われます。避妊・去勢手術後は、基礎代謝が低下しやすく、体重が増えやすい傾向があります。そのため、食事の量や内容を見直したり、遊びの時間を増やして運動量を確保したりすることが、理想的な体重を維持するポイントになります。

日々の体重測定に加え、触って体をチェックする習慣もおすすめです。肋骨や背骨が触れるか、お腹がたるんでいないかなど、愛猫の体つきをよく観察してあげてください。適正な体重を保つことで、関節への負担を減らし、糖尿病などの病気のリスクを下げることができます。

シニア猫の体重変化と注意点

猫ちゃんが7歳を過ぎると、体の変化が現れ始めるシニア期に入ります。この時期の体重変化は、健康状態を示す重要なサインになることがあります。

シニア猫では、活動量の減少や代謝の変化により、体重が増加することもありますが、一方で、筋肉量の減少や食欲不振、消化吸収能力の低下などから、体重が減少することもよく見られます。特に体重の急激な減少は、腎臓病や甲状腺機能亢進症、口腔内の問題など、何らかの病気が隠れている可能性も考えられます。

定期的に体重を測り、普段と違う変化がないか確認しましょう。食事の内容も、消化しやすく、高齢猫の健康をサポートする栄養バランスのフードに切り替えることを検討してみてください。獣医さんとの定期的な健康チェックも、シニア猫ちゃんの健康維持には欠かせません。小さな変化も見逃さず、愛猫が快適にシニア期を過ごせるようサポートしてあげましょう。

猫種による体重の違いと特徴

猫の体重は、年齢だけでなく、その猫種によっても大きく異なります。ここでは、代表的な猫種を小型、中型、大型に分け、それぞれの平均体重と特徴をご紹介します。

小型猫種の平均体重

小型猫種は、その名の通り体が小さく、体重も比較的軽いのが特徴です。愛らしい見た目と、活発な性格を持つ子が多いです。

猫種平均体重の目安特徴
シンガプーラオス 2.5~3.5kg
メス 1.8~2.5kg
世界最小の猫種の一つ。好奇心旺盛で遊び好き。
シャムオス 3.5~4.5kg
メス 2.5~3.5kg
スリムで筋肉質な体つき。おしゃべりで甘えん坊。
アビシニアンオス 3.5~5.0kg
メス 2.5~3.5kg
すらりとした体型。運動能力が高く、活発。

中型猫種の平均体重

日本の家庭でよく見かける猫ちゃんの多くは、この中型猫種に分類されます。バランスの取れた体格で、適度な運動量があれば健康を保ちやすいです。

猫種平均体重の目安特徴
アメリカンショートヘアオス 4.0~6.0kg
メス 3.0~5.0kg
がっしりとした体格。穏やかで遊び好き。
スコティッシュフォールドオス 3.0~6.0kg
メス 2.5~4.0kg
丸い顔と折れ耳が特徴。人懐っこく、落ち着いた性格。
ロシアンブルーオス 3.0~5.0kg
メス 2.5~4.0kg
スリムでエレガントな体型。賢く、飼い主に忠実。

大型猫種の平均体重

大型猫種は、その堂々とした体格と豊かな被毛が魅力です。成長がゆっくりで、成猫になるまでに数年かかることもあります。

猫種平均体重の目安特徴
メインクーンオス 6.0~8.0kg(最大10kg超)
メス 4.0~6.0kg
「穏やかな巨人」と呼ばれる大型猫。賢く、優しい性格。
ノルウェージャンフォレストキャットオス 5.0~8.0kg
メス 3.5~5.5kg
寒さに強い豊かな被毛。穏やかで忍耐強い。
ラグドールオス 6.0~9.0kg
メス 4.0~6.0kg
抱っこされると体がだらりとする特徴。非常に温厚で甘えん坊。

理想の体型をチェックするBCSとは

愛猫の健康状態を把握する上で、体重だけではわからないことがあります。同じ体重でも、筋肉質な猫と脂肪が多い猫では健康状態が大きく異なるからです。そこで役立つのが、猫の体型を客観的に評価する「BCS(ボディコンディションスコア)」です。

BCSは、見た目と触った感触から、猫の体脂肪量を9段階で評価する国際的な基準です。獣医師も活用しており、ご家庭でも愛猫の理想的な体型を維持するための大切な指標になります。ここでは、BCSを使って愛猫の体型をチェックする方法と、それぞれのスコアが示す健康状態について解説します。

BCS ボディコンディションスコアの活用方法

BCSは、猫の肋骨(あばら骨)、腰骨、お腹のくびれ、体全体の脂肪のつき具合を視覚と触診で確認し、1から9までのスコアで評価します。スコアが低いほど痩せすぎ、高いほど肥満を示し、理想的な体型は4~5とされています。

愛猫のBCSをチェックする際は、次のポイントに注目してみてください。

  • 肋骨(あばら骨)
    軽く触って骨の感触がわかるか、脂肪に覆われているか。
  • 腰骨(骨盤)
    上から見てくびれがあるか、触って骨の感触がわかるか。
  • お腹
    横から見てたるみがないか、上から見て適度なくびれがあるか。

これらの観察と触診を通じて、愛猫の体型がどのスコアに近いかを判断します。具体的なスコアごとの特徴を次の表にまとめました。

BCS体型(見た目・触診)評価
1肋骨、腰骨、肩甲骨がはっきりと見え、脂肪がほとんどない。筋肉も少ない。極端な痩せすぎ
2肋骨、腰骨が簡単に見え、脂肪が少ない。わずかに筋肉がある。痩せすぎ
3肋骨が簡単に見え、わずかな脂肪がある。腰のくびれがはっきりしている。やや痩せすぎ
4肋骨が触ってわかるが、目では見えない。適度なくびれがある。理想的(やや細め)
5肋骨が触ってわかるが、脂肪に覆われている。適度なくびれがあり、腹部にたるみがない。理想的
6肋骨が触ってわかるが、わずかに脂肪が多い。腰のくびれが目立たない。やや肥満
7肋骨を触るのに少し圧が必要。腰のくびれがほとんどない。腹部に脂肪のたるみがある。肥満
8肋骨を触るのが困難。腰のくびれがなく、腹部に顕著な脂肪のたるみがある。重度の肥満
9肋骨を触るのが非常に困難。体全体に過剰な脂肪がつき、くびれが全くない。極度の肥満

BCSで見る痩せすぎ猫の特徴とリスク

BCSが1~3と評価される猫は、痩せすぎの状態です。見た目では、肋骨や腰骨、肩甲骨がはっきりと浮き出て見え、お腹にはくびれを通り越してへこんでいるように見えることがあります。触ると骨の感触がダイレクトに伝わり、脂肪や筋肉がほとんど感じられません。

痩せすぎは、愛猫の健康にさまざまなリスクをもたらします。栄養が不足している可能性が高く、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなったり、病気からの回復が遅れたりすることがあります。また、筋肉量の減少は活動性の低下にもつながり、体温調節が難しくなることもあります。特に子猫やシニア猫では、痩せすぎが命に関わることもあるため、早期の対策が大切です。

BCSで見る肥満猫の特徴とリスク

BCSが7~9と評価される猫は、肥満の状態です。見た目では、体全体が丸みを帯び、腰のくびれがほとんど見えません。お腹がたるみ、触ると肋骨や腰骨が脂肪に覆われていて、どこにあるのか分かりにくいことがあります。

肥満は、猫の健康寿命を縮める大きな要因となります。次のようなさまざまな病気のリスクを高めてしまいます。

  • 糖尿病
    脂肪細胞が増えることでインスリンの働きが悪くなり、血糖値が高くなります。
  • 関節炎
    体重が増えることで関節への負担が大きくなり、痛みや動きの制限が生じます。
  • 心臓病・呼吸器疾患
    余分な脂肪が心臓や肺に負担をかけ、機能低下を引き起こすことがあります。
  • 泌尿器疾患
    肥満は、膀胱炎や尿石症のリスクを高めることも知られています。
  • 皮膚病
    自分で体を舐めるグルーミングがしにくくなるため、皮膚炎や毛玉ができやすくなります。

肥満は見た目のかわいらしさとは裏腹に、愛猫の生活の質を著しく低下させる可能性があります。早めに適切な対策を始めることが大切です。

理想的なBCSを目指すには

愛猫が理想的なBCS(4~5)を維持するためには、日々の食事と運動のバランスがとても重要です。もし愛猫が痩せすぎている場合は、獣医師と相談して、適切な栄養バランスの食事や給餌量を検討しましょう。病気が原因で痩せている可能性もあるため、健康診断を受けることも大切です。

一方、肥満傾向にある場合は、獣医師のアドバイスのもと、低カロリーの療法食への切り替えや、一日の食事量を調整することが考えられます。また、おもちゃを使った遊びの時間を増やしたり、キャットタワーを設置したりして、運動量を増やす工夫も効果的です。無理なダイエットは健康を損なう可能性があるため、獣医師と相談しながら、ゆっくりと理想的な体型を目指しましょう。

定期的にBCSをチェックし、愛猫の体型変化に気づくことが、健康管理の第一歩です。理想的な体型を維持することで、愛猫はより長く、快適な毎日を送ることができます。

まとめ

愛猫の体重は、健康状態を知るための大切な手がかりです。単なる数字ではなく、体調の変化を示すバロメーターとして、日頃から意識してあげましょう。

この記事では、子猫からシニア猫までの年齢ごとの体重の目安や、猫種による体重の違い、そして客観的に体型を評価できるBCS(ボディコンディションスコア)について解説しました。

これらの知識を活用することで、愛猫が今、理想的な体型を保っているか、それとも痩せすぎや肥満の傾向があるのかを判断できます。健康的な体重を維持することは、病気の予防や早期発見につながり、愛猫が長く元気に過ごすための基本となります。

定期的な体重チェックと、ボディコンディションスコアでの体型確認を習慣にしてください。もし気になる変化があったり、体重管理に不安を感じたりしたら、迷わず動物病院に相談することが、愛猫の健やかな毎日を守る第一歩です。